近年、本格的な人口減少社会の到来、少子化や核家族化の急速な進行、共働き家庭等の増加など、小学生を取り巻く環境は大きく変化し、同時に地域のつながりの希薄化、子どもの遊び場の減少などが社会問題となっております。
さらに、子どもを狙った犯罪や子どもが巻き込まれる事故も多発しており、子どもたちの安全の確保に対する関心が高まっています。
このような状況下、千葉市では平成31年3月に、第1期「千葉市放課後子どもプラン」を策定し、「希望するすべての児童に安全・安心な居場所を提供すること」、「希望するすべての児童を対象に『学びのきっかけ』を提供すること」等を基本理念として放課後施策を推進し、アフタースクールを中心とした居場所の整備を進めることとしていたものの、学校敷地内で必要なスペースを確保し、アフタースクールを導入できるのは40校程度に限られると見込んでおり、導入困難校への対応が課題となっていました。
そこで、令和3年度に導入条件を見直した上で改めてシミュレーションを行ったところ、学校施設の有効かつ積極的な活用により、今後10年間で9割の学校に導入することができる見通しが立ったことから、放課後施策の推進体制を改めて整備するため、本来の更新時期を1年前倒しして策定することとなりました。計画期間は令和5年度から令和9年度の5年間となります。
こちらの、第2期「千葉市放課後子どもプラン」(案)につきましては、令和5年2月3日(金)~3月2日(木)を公表期間としてパブリックコメント手続きが実施されております。市ホームページへの掲載、生涯学習振興課や各区役所地域振興課等で閲覧できますので、市民の皆様からも、ぜひご意見をいただければと存じます。よろしくお願いいたします!